まこと塾のチラシに掲載しました、他所の塾で指導力No.1のお言葉をいただいた当時のお話をします。
- logheart
- 2023年4月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年7月24日

3年ほど前の事ですが、その当時私が勤めていた塾は、大阪府内で5つ程の教室を出している小規模な塾で、私が勤務していた教室は、生徒数が100名から150名程度、講師の人数は15名から20名ぐらいでした(現在は生徒数、講師の人数ともに増えています)。塾の名前を言うことは出来ませんが、オーナー兼塾長の方にそのお言葉を頂きました。塾全体での評価かどうかは聞いておりませんが、口頭でお話してくださった事を覚えています(塾全体の規模は不明です)。

No.1のお話を初めて耳にしたのは生徒達からでした。生徒達が「○○先生がNo.1やって塾長が言ってる」などと、あまり聞き捨てならないような話で騒いでいたので、注意をするつもりで生徒たちが来るのを待っていると、その先生の名前が私だったので驚いて、ことを確かめようと思い、塾長に尋ねてみたところ「本当ですよ。成瀬先生がNo.1ですよ」と仰いました。私は2度驚いて、教室に戻り生徒たちに「まあ、頑張っていたらこういうこともあるわな……」などど、その場をおさめるような言葉を瞬時に探し出し咄嗟に口に出しましたが、あまり騒ぎがおさまらず「まあ、△△先生と同じぐらいやな」などと、入塾して2カ月程度しか経っていないのにもかかわらず、教室に溶け込んだつもりのやんちゃな生徒が偉そうに私をいさめにきていました。(何の自慢もしてないんやけどな……)などと思いつつ、時間の経過とともに事態が落ち着きました。 塾長の発言の真意は確かめていませんが、生徒達だけでなく、先生方も騒いでしまいそうな内容であっただけに、塾長がなぜそのような話をされたのか、当時非常に驚きました。

ただ今の私にとっては、当時のその言葉は非常にありがたくて、塾で公表されていたわけではないのですが、事実は事実ですので、お褒めの言葉をチラシに掲載させていただくことにしました。
塾の先生方の肩書は様々で、有名私立大学の教授や私立学校の校長先生、塾を経営されている方、大手企業で働かれている方などいらっしゃいました。私にたいした肩書はありませんが、教えることには自信がありましたし、何より知識というのは、どのようにして相手に伝えるのかが大事だと思っており、その技術においては負けていないと思っています。
今回チラシやホームページをつくるにあたり、宣伝文句としては悪くないですし、良いアピールになると思い掲載することにしました。
しかし、生身の人間を育てることは、どのような肩書を持っている人でも簡単な事でないことぐらいは、私でもわかっているつもりです。講師として、一つひとつ努力を積み重ねていくことは当然ですが、心の面で生徒と向き合っていくのは、だれでも大変な労力を伴います。そうしたことも、一つひとつ乗り越えていけるかどうかが個別指導では大きなカギになると思っています。私が諦めてしまったら、授業を受けにきてくれている生徒の成長は見込めなくなってしまいます。授業をしていると、自分がこれまでどのように進んできたのか、自分自身がやってきたことを思い出せなくなってしまうこともありますが、自分を信じてこれまでやってきたように、これからも自分を信じて進んでいきたいと思います。

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